10年かけて大規模栽培に成功
家庭紙を手掛ける王子ネピアがスキンケア市場に新規参入した。高級ティシュの草分けである「鼻セレブ」の新ラインとして洗顔ソープ2種を2025年3月14日に発売。今後1年以上かけてスキンケア商品を順次投入する計画だが、いずれの商品開発も企業哲学の循環型経営の考えに則って行っている。
王子グループの起源は、近代資本主義の父と言われる渋沢栄一が1873年(明治6年)に設立した抄紙会社である。都市部で不用になった襤褸綿(使い古した衣服のボロ)を集めて、リサイクルしてお客に届けた。紙需要の拡大を受け、1889年(明治22年)に天竜川流域(静岡県)に工場を建設し、木質資源から紙を生産し始めた。
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