王子ネピアは4月15日、東京・恵比寿のイベントスペースにおいて、同社の「ネピアプレミアムソフト」シリーズの新イメージキャラクターにアイドルグループ「Snow Man」の目黒蓮、および桜田ひよりの起用を発表すると共に「ネピア新CM発表会」を開催した。

発表会の冒頭に登壇した同社代表取締役社長の森平高行氏は、同社の歴史について説明。王子ホールディングスは今から約150年前の1873年、1万円札の肖像でおなじみの渋沢栄一が、情報を伝える媒体としての紙の製造は文明の源泉だと考え、設立した会社だ。新聞用紙、印刷用紙、出版用紙、ダンボール、さらには家庭紙などさまざまな紙を生産し、国内外のニーズに応えてきた。

また、紙の原料を生産するために、国内で約19万ヘクタール、海外で約45万ヘクタール、あわせて東京都の面積の約3倍の広さの「王子の森」と呼ぶ社有林を有している。王子ホールディングスは創業当初から、「木を使うものは、木を植える義務がある」という理念の下、木を育て、紙を作り、また木を育てるというサステナブルなビジネスを展開。その中で王子ネピアは、「人の暮らしと環境に寄り添う企業」として、生活日用品を展開。創業55年という節目を迎える来年以降に向け、環境価値と生活感性価値を高める商品を提供していく。

森平社長はこうしたことを説明した上で、「環境価値とは、森の力で地球環境の未来を守ること。生活感性価値とは、製品の肌触りや使い勝手の向上に努めることです。この特徴を具現化したのが本日発表する『ネピア プレミアムソフト』シリーズです」と述べた。

イメージキャラクターとして新CMに起用される目黒は、「ティシュやトイレットロールはあって当たり前で、なくてはならないもの。何不自由のない生活ができているのはこういうものに囲まれているからで、日用品の存在に改めて感謝したい。“ネピアの営業”としてがんばります」と意気込みを示した。

新CMは、ネピアの営業担当者に扮する目黒が、ドラッグストアの駐車場で「ネピア プレミアムソフト」のティシュとトイレットロールの丈夫さをアピールする「ネピア営業目黒くん 登場篇」、およびドラッグストアの店内でコンパクトになったネピアのティシュの柔らかさを伝える「ネピア営業目黒くん 先輩のやさしさ篇」の2種類。4月15日より順次オンエアされる。

↑ ネピア営業目黒くん 登場篇

 

↑ ネピア営業目黒くん 先輩のやさしさ篇