東京・銀座に開業した大型商業施設「ギンザシックス」が今年10月で1年半を迎えた。テナントの多くが最新の品揃えや新商品を発売するフラッグシップ店舗で構成された、これまでにない新たなコンセプトの商業施設だが、その現状はどうか。J・フロントリテイリングの山本良一代表執行役社長が語った。

10月9日開催のJ・フロントリテイリング19年2月期中間決算説明会にて明らかにした。「昨年のインパクトが大きかったため、今年は厳しいと期初は思っていたが、想定以上に固定客がついている」と指摘。「今年5、6月の平日の客数からも手応えを得ている」と語った。ギンザシックスにおける免税売上高は全体の3割を占めており、「予想以上に増えている。ラグジュアリーモールとして知名度も高まっている」とした。

一方で、「固定客づくりがうまくいっていない店、特徴が出し切れていない店も正直ある」と指摘。例えばレストランなどの食物販は夜の時間帯が稼ぎ時だが、「銀座は意外と夜(の客引き)が早い。特徴がなければ客数が減ってしまう。レストランはもう少し工夫していきたい」と述べた。