ウエニ貿易は4月8日、「シャボン(せっけん)の香りの日」制定記念イベントを東京都内で開催した。同記念日は、ウエニ貿易が展開する泡をテーマにした香りのコスメティックブランド「AQUA SAVON(アクア シャボン)」が今年5月に10周年を迎えることを記念し、4(シャボン)と8(泡のイメージ)にちなみ、4月8日を「シャボン(せっけん)の香りの日」と定めたもので、一般社団法人日本記念日協会から登録認定されている。

冒頭、「シャボンの香りを普及させる会」評議会事務局長の昆沙賀泰丈氏(ウエニ貿易コスメティック事業部PRマネージャー)が「シャボン(せっけん)の香りの日」の制定理由を説明した。強い香りを好まない傾向にある日本人にとって、シャボン(せっけん)は身近な香りとして親しまれており、「記念日を制定することで、日本人に寄り添う香りとして、いままで以上にシャボンの香りを多くの人に愛してもらうのが目的」(昆沙賀氏)としている。また昆沙賀氏は、リサーチ会社による調査からも日本人が男女共に、シャボン(せっけん)の香りを好む傾向にあることが実証されていることを示した。

続けて、日本調香技術普及協会理事でフレグランスアドバイザーのMAHO氏と、香水評論家で香りの専門誌「パルファム」編集長の平田幸子氏、小林香料取締役事業本部長の倉金幸治氏、ウイッシュ代表取締役社長兼CEOの笠原龍司氏がパネルディスカッションを行った。

最後に、清潔感あふれるシャボンの香りが似合う著名人を表彰する「第1回ベストシャボニスト表彰式」を実施した。タレントの伊藤千晃が「ベストシャボニスト」を、モデルのメドウズ舞良が特別賞を受賞した。シャボンの香りについて、伊藤は「小さいときから、気が付いたらそばにありました。私にとって当たり前のようにある香りで、生活の一部の香りです」と語った。メドウズは、「昔からお母さんと一緒にせっけんの香りのフレグランスを使っていました。何本も持っているくらい大好きです」と語った。

伊藤千晃(左)とメドウズ舞良(右)

なお、会場内には、「シャボン(せっけん)の香りの日」に賛同する、井田ラボラトリーズ、NSファーファ・ジャパン、牛乳石鹼共進社、ネイチャーラボ、P&Gジャパン、ライオンのシャボンの香りのする商品の数々が並んだ。昆沙賀氏は「記念日を浸透させ、いずれ、当社(ウエニ貿易)と賛同企業とのコラボ商品を出したい」と意気込む。

「アクア シャボン」と賛同企業のシャボンの香りのする商品