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アイメイク&ネイル用品を手掛けるディー・アップ(D-UP)は、着実に成長曲線を描いている。売上高は2024年3月期が約57億円で、今期は約60億円で着地する見込み。2年連続の過去最高値の更新に向け、視界良好である。商品戦略では、経営の柱であるマスカラ、アイライナーに続くネイルが著しい成長を見せている。坂井満社長にディー・アップの現状について話を聞いた。
カールロングマスカラが高品質で大ヒット
――業績好調の要因は何でしょうか。
坂井 少しずつとはいえ、主力のマスカラとアイライナーがシェアを伸ばし続けていることです。特にマスカラは、新商品の「HYPER LIFT MASCARA(ハイパーリフトマスカラ)」が大ヒットしました。唯一無二の特徴は「カールマスカラなのに、本気のロング」というキャッチフレーズが示す通り、二つの効果を同時に実現していることです。じつは、この二つの効果は両立が難しく、片方を強めると、もう一方は弱くなる、という二律背反の関係にあります。この問題を乗り越え、ロングをかなえるのにボサボサにならず、ダマにもならない画期的な商品であることを美容のプロの方々から高く評価していただき、多くの美容誌のベストコスメアワードをいただくことができました。特にうれしかったのは、全商品が対象の総合部門で1位に輝いたことですね。
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