強気の価格設定は三方よしの礎
――2022年もコロナの影響が残りましたが、ディー・アップの業績はいかがでしたか。
坂井 コロナ前の19年並みに回復しました。コロナ以外にも、物価の上昇や円安の進行など、消費意欲が下がる出来事が多い中で、業績が戻ったのは明るい兆しだと思います。特に、売上構成が変化しており、アイライナーが稼ぎ頭になっています。コロナ前、インバウンドは売り上げの1割程度と見込んでいました。それが消えたままなのに、数字が戻ったのは日本の生活者に支持が広がっているということ。その点に手応えがあります。
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