現場起点の部門を超えた連携が加速

――伊勢半にとって、2022年は、どのような1年になりましたか

澤田 25年に創業200周年を迎える伊勢半グループとして、14年から「Change for 200 !」を掲げています。インナースローガンは、グループの総力を挙げて商品の登場感、存在感を高めることを主眼に挑戦し続けることで、全社員がそれを常に意識し、小売店さま、代理店さまのご協力を得ながら力強く進めてきました。コロナ下においては、ここ数年「BCP(事業継続)を意図とした専門能力を鍛え、伊勢半グループスタンダードを構築する」をテーマに、研究開発、生産、営業といった各部門が連携し、現場レベルでのスピーディーな意思決定ができるよう実践的なトレーニングを積んできました。22年は新たに「進取果敢」をキーワードに掲げ、お客さまが今何を求めていらっしゃるのか、それを敏感に感じ取って、その感じ取ったものを果敢に商品開発や店頭に結びつけていくという行動ができるよう心掛けました。

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