化粧品メーカー ― 2019 ― 新春トップインタビュー


 

ブランディングが大成功、絶好調推移のキスミー フェルム

――2018年を振り返って。

澤田 16年から化粧品業界はインバウンド需要で沸き、当社もその恩恵を受け、スタートは好調でした。その後、日本各地で自然災害が多発し、被害を受けた方も多く、訪日客も減少したことから、このまま成長が停滞するのではないかとの不安もありました。また米国と中国の経済摩擦の狭間で、日本企業としてアジア各国との関係性やアジア圏での成長についての懸念も高まりました。幸い、インバウンドについては、SNSなどで復興の様子がいち早く伝えられたこともあり、予想以上に戻りは早く、当社もほぼ予定通りの進捗を遂げることができました。インバウンドに頼ることなく日本のお客様をしっかり育成する必要性を実感しております。そこでいま、何が求められているのかをブランドごとアイテムごとに分析し展開を徹底的に検証し、わかりやすく提示することに注力しています。ブランドをお客様に伝えるには、今はSNSをはじめとしたデジタルに注目が集まりますが、店頭も重要です。視認性が高くトラフィックの多い店舗に私どもの製品を展開できるよう、社員が結束して活動しています。

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