リスクヘッジの重要性を肌身で感じた

――まずは化粧品業界の状況についての分析をお聞かせください。

澤田 ここ2年はインバウンドの満ち引きがポイントでした。特に一昨年の上期は凄い勢いで、製品供給が間に合わず、嬉しい悲鳴の一方でお店からはお叱りも受けました。しかし、下期になると、地震などの天災による風評被害でインバウンドの数字が落ち込みました。2019年は回復基調に戻りましたが、今度は業界内の問題で足をすくわれました。

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