リーディングカンパニーとして固形石鹸の活性化を継続

――2022年は第7次中期経営計画の最終年度でした。

宮崎 計画策定時に設定した「お客様の信頼を高める事業活動の強化」「継続的な成長を促す組織風土づくり」「業務改革やIT活用による生産性の向上」「新規事業化への社内連携体制の構築」の四つのテーマのもと、総仕上げの1年として活動しました。「お客様の信頼を高める事業活動の強化」においては、基幹となる牛乳石鹼の国内事業において、引き続きお客さまの信頼を高める高品質なモノづくりに徹していくことを主眼に活動しましたが、数値計画を達成するなど、目標に近い形で進みました。「継続的な成長を促す組織風土づくり」では、SDGs部会、いいこと推進プロジェクト、石けん未来プロジェクトといった社内プロジェクトをいくつか立ち上げ、それぞれ活動を進めました。SDGs部会では、次期中期経営計画以降、牛乳石鹼としてSDGsに関する取り組みを本格化していくにあたり、現状把握するものです。検討を重ねてきましたが、23年以降本格的に取り組むべきテーマにつながると期待しています。SDGs部会が会社単位の取り組みであるのに対し、いいこと推進プロジェクトは個人で取り組むもの。例えばエコバッグの普段使いを促すために、牛乳石鹼のロゴの入ったエコバックを社員全員に配り買い物の際に使ってもらうなど、社会に対する社員の意識変容を促しました。石けん未来プロジェクトは、固形石鹸のシェアナンバーワン企業として市場活性化策、新たな付加価値創出などにつなげるものです。それぞれ効果実証を経て、次の段階へ進めていきます。

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