差別性の高い製品がそろってきた

――2023年のパラエルモサの状況はいかがでしたか。

前澤 OEM市場全体では受託製造の部分では伸びている感じがしますが、当社は既存のお客さまの売り上げにはあまり貢献できませんでした。その中心が定期購入制度を採用しているネット通販のお客さまです。広告の規制強化やコストの高騰などにより、モノづくりもマーケティングもしづらくなり、その結果消費者との接点が弱まり、リピートにつながらなくなったと聞いています。一方でこれまで地道に続けてきた製剤開発がようやく花開きつつあるので、ODM提案につながる明るい兆しが見えてきました。

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