クリーンビューティーが浸透し成果があらわれ始めている
――コロナ5類移行後、経済活動が活発になり、人流が戻っています。現在の化粧品市場をどう見ていますか。
金井 2019年と比較して、国内化粧品市場については日本人の消費という点では確実に戻ってきています。特にリップ、ファンデーションは化粧品メーカーの新製品発売が復調してきているととらえています。ただ、一方では、ソーシャルバイヤーを中心としたインバウンド需要に関しては、中国現地のローカルブランドの存在感拡大、中国経済の不透明感、原発処理水に対する意識等、複合的な理由から日本の化粧品が控えられている。ただ、中国本土に関して言えば、昨年5月に上海で開催されたチャイナビューティーエキスポ(CBE)は非常に活況を呈しており、期待値が高かったと感じています。グローバルOEMの出展ブースも大きく、コンベンションの中でも非常にインパクトが大きいイベントと感じました。トキワのテーマの一つである中国におけるプレゼンス拡大に向けて、今年5月のCBEに関しては出展を決定。中国ローカルにおけるビジネス活性化を目指します。
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