構造改革本部を新設し改善・改革に着手

――2021年も難しい舵取りが求められました。

金井 化粧品OEM業界の中では、ブランドメーカーのスキンケア内製化に伴うカラーメイクのアウトソース化の加速、インバウンドの追い風などで拡大を続けていましたが、20年のコロナ禍で状況が一変。需要増に合わせて拡大してきたOEMの設備投資過多が顕著になっています。トキワも同様でしたから、大型生産拠点となる岐阜県の瑞浪工場を新設したのを機に、散在していた小規模生産施設、具体的には東京工場と足立作業所を閉鎖し、瑞浪工場に機能を移管。また米国工場もいったんは白紙とし、生産部門以外の研究開発、営業の機能に絞り込みました。これに伴い、オートメーション化や省人化などによる効率化を進め、各生産拠点の質を高める方向に舵を切りました。

生産体制を整備し、各拠点の強化を進める

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン