国内での新規顧客開拓に注力

――コロナの影響が続く2021年でしたが、市場をどのように分析されますか。

麻沼 日本国内の化粧品市場全体をみると、コロナ禍による消費者生活の変化の影響は大きく、調査によれば21年度も前年に引き続き約7%縮小するとの推計が出ています。中でもメイクアイテムはその影響が大きく、依然として難しい舵取りが求められています。しかし、21年11月、12月はそれまでの苦戦から反転し、メイクアイテムからヒット商品が生まれるなど、明るい兆しを感じています。

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