取引件数が増加しヒット商品が続出

――2023年を振り返って化粧品OEM市場の動向をどのように見ていますか。

星野 社会情勢の変化にリンクするところが大きく、昨年5月にコロナが5類に移行してから空気が大きく変わりました。新規問い合わせ件数も前年比で2倍近くになっている月も出てきています。それに合わせて、大口ではないですが、比較的小口の新規のお客さまに対して、国内のトレンドに合ったODM提案を数多く実施したことで取引件数も増加。その結果、まだコロナ前のピーク時の実績には届きませんが、売り上げに関しては、前年比約10%増を見込むまでに回復しています。

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