牛乳石鹸共進社は、ビームスが日本の魅力を発信するBEAMS JAPANとともに、街の銭湯の素晴らしさを伝えるコラボレーションプロジェクト「銭湯のススメ。」の第3弾企画として関西に初上陸した「銭湯のススメWEST」を11月17日より、「ビームス梅田」と「ビームスジャパン」の3店舗(京都、新宿、渋谷)と、大阪府内の対象銭湯153浴場でスタートする。銭湯とアーバンスポーツをマッチングした今年ならではの特別企画と、コラボ限定グッズの販売やポップアップショップを通して、若者を中心に、新しい顧客層が銭湯に足を運ぶきっかけを作る。さらに、同プロジェクトには大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)と京阪電気鉄道、大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合が参画する。
地域の人が集まり、心身を癒やす銭湯は、古くから全国のいたるところで人々の生活を支えてきたが、生活様式の変化とともに銭湯離れが進み、その数は20年以上減少し続けている。「銭湯のススメ。」は、銭湯が持つ文化的価値を絶やさないために、街の銭湯の楽しみ方を発信するプロジェクトとして2019年に東京でスタート。「銭湯のススメWEST」は、同企画の第3弾で、関西では初めての開催となる。
今回は、近年、若者を中心に注目が高まっているアーバンスポーツと、日本の古き良き銭湯文化をマッチングし、ウェルネスなライフスタイルや地域コミュニティの形成など、銭湯ならではの価値を様々な世代に訴求する。「銭湯×アーバンスポーツ」をコンセプトに掲げ、プロフリークライマーの野口啓代氏を始め、アーバンスポーツの選手たちが銭湯の魅力を体験・発信する。
さらに、期間中は、大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合に加盟する銭湯のうち153浴場をグラフィティアーティスト・COOK氏が手掛けた暖簾でジャックし、スタンプラリーを実施する。
これに合わせて、おトクで便利な「京阪・Osaka Metro 1日フリーチケット」「Osaka Metro 1day pass」と期間限定で同企画のオリジナルグッズをセットで販売。毎年、同プロジェクトで好評を博しているコラボ限定商品に、Osaka Metro・京阪電車をイメージしたイラストを使ったオリジナルデザインTシャツも加わる。
また京阪電車では、11月17日から、COOK氏が手掛けた本プロジェクトのアートワークと、アーバンスポーツを楽しむ人たちの写真で京阪電車1編成の車内を丸ごとジャックし、オリジナルヘッドマークを掲出した「銭湯のススメWEST列車」を運行する予定だ。関西の老舗企業とBEAMS JAPAN、そして大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合がタッグを組み、銭湯とアーバンスポーツをつなぐことで、日本の伝統文化の継承、そして地域振興を目指す。