平均客単価は1万6000円と高額だ

阪急うめだ本店の化粧品フロアの品ぞろえをEC上で再現。ラグジュアリービューティーを求める全国の女性からの注文が増えているのが阪急百貨店公式通販サイト「阪急ビューティーオンライン」だ。特に伸びが著しいのは、コロナ感染拡大で1回目の緊急事態宣言が発動された2020年4月以降。4月、5月は前年比6倍の伸長。6月以降は3倍のペースで推移し、21年1、2月も2.5倍の伸びを見せている。

阪急うめだ本店の化粧品の品ぞろえを再現した「阪急ビューティーオンライン」

https://web.hh-online.jp/hankyu-beauty/

阪急ビューティーオンラインの最大の特徴は、MDと利便性にある。MDは150ブランドに及ぶ阪急うめだ本店のデパートコスメをサイト上に取りそろえていることだ。顧客層は30~40代が主力。従来はメイクに強いサイトだったが、コロナでスキンケアの需要が高まり、20年4月と5月はスキンケアの売り上げがメイクを上回り逆転。6月以降はメイクに戻ったがその差は、コロナ以前に比べて縮まっている。

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