ドラッグストアの売り場づくりにも貢献
化粧品ECの常識を打ち破る企業が現れた。10代後半から20代のジェネレーションZに突き刺さるブランドを取りそろえ、ECプラットフォーム「NOIN」を運営するノインだ。取扱商品は約1000ブランド。スマホアプリの累計ダウンロード数は260万を超え、2020年の流通額は右肩上がりで、21年2月は前年比で10倍と驚異的な伸びを見せている。
同社の急成長の秘密は「NOIN」がヒット商品を生み出すサイトとして認知されつつあるからだ。一般的にECで扱う商品は既に誰でも知っている人気商品がほとんど。多くの人が使っているから使ってみようというレイトマジョリティを対象としている。しかしNOINが扱うのは市場にまだ普及していないが、感度が高いコスメフリークがほしくなる新しい価値の商品だ。ノインの社員が発掘してきた商品を、メイクアップ術やコスメの使用方法、使用感などに関するオリジナル動画や記事で紹介。自分に合った化粧品を見つけることができる仕組みを構築し、ヒットに結びつけている。
Ｚ世代に人気のアプリ「NOIN」
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