美容ブランド「EKATO(エカト)」は、主力の炭酸ガスパックなど外側からのケアに加え、内側から美容と健康を支える領域へ進出した。5月からはブランド初のインナーケア商品「ウェーブバランス ザクロ」(10㌘×30袋・8910円)を公式ECサイトやバラエティーショップなどで販売。女性特有のホルモンバランスの変化による心身のゆらぎに着目し、PMSやプレ更年期、更年期など幅広い年代の女性をターゲットに展開する。

今回のインナーケア市場への参入は、女性のライフステージごとの悩みに寄り添うブランド戦略の一環で、外側からの美容提案にとどまらず、内側からの健康・美容サポートまで含めたブランドの進化を目指す。

同商品は古来、女性の果実として親しまれてきたザクロに含まれるポリフェノールの一種「エラグ酸」に着目。エラグ酸は腸内細菌によって「ウロリチンA」に変換されることが近年の研究で明らかになっており、細胞内のミトコンドリア機能との関連から注目を集めている。同社はこの生成プロセスを活用した商品設計とした。

また、ザクロを発酵させることで成分を低分子化し、体内へ取り込みやすい状態にしたほか、腸内環境へのアプローチも狙う。ブランドディレクターの王月理香氏は開発にあたり、「砂糖を使わずにザクロを発酵させること」にこだわった。一般的な発酵食品で使用される白砂糖を用いず、イチジクのみで発酵させる方法を取り入れた。「砂糖を使えば発酵も安定するが、それではブランドが掲げてきた考え方と異なる」とし、素材本来の力を生かした商品づくりを追求した。

原料にはペルシャ産のマラス種ザクロを使用。1袋当たりザクロ約1.5個分を配合した。農薬、白砂糖、人工甘味料、香料、着色料、保存料、安息香酸は使用していない。

メインターゲットは、ブランドの中心顧客層である30〜50代女性。王月氏は「女性特有の揺らぎに負けない体づくりをしていくペーストになっている」と話す。同商品の投入を通じ、外側と内側の両面からセルフケアを提案する。