マンダムの2026年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比5.3%増の412億5100万円、営業利益65.4%増の23億7100万円、経常利益37.8%増の28億7400万円、親会社株主に帰属する中間純利益4.5%増の16億3300万円と増収大幅増益となった。
売り上げは、インドネシアにおける売上高が好調に推移したことが増収に寄与。利益はインドネシアにおける売上高の増加および原価率の改善により、営業利益、経常利益が大幅な増益となった。
セグメント別に見ると、日本は売上高2.3%増の223億3000万円、営業利益17.4%増の13億800万円と増収2桁増益。売り上げは、男性事業の「ルシード」ブランドの好調で増収を確保。利益面では、経費の増加があったものの、売上高の増加および原価率の改善による売上総利益の増加により増益となった。
インドネシアは、売上高26.4%増の77億9100万円、営業利益は3億9200万円と前年同期の6億7500万円の欠損から反転して黒字化した。売り上げは、女性事業の「PIXY」ブランドおよび男性事業の「ギャツビー」ブランドが堅調だったことが2桁増収のけん引役となった。営業利益が黒字化したのは主として原価率が改善したことによるもの。
海外その他は、売上高0.6%減の111億3000万円、営業利益26.1%減の7億9100万円と減収2桁減益。売り上げは「ギャツビー」の減少が響いた。利益は原価率の上昇および販売費の増加により大幅減益だった。
26年3月期通期業績は、売上高10.7%増の843億2000万円、営業利益240.4%増の35億円、経常利益91.7%増の41億8000万円、親会社株主に帰属する当期純利益51.1%増の28億1000万円と前回予想を据え置いた。
なおマンダムは、25年9月10日にMBOを発表。MBO成立後は上場廃止となる。























