マンダムの2025年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比5.5%増の391億8100万円、営業利益12.8%減の14億3300万円、経常利益1.1%増の20億8600万円、親会社株主に帰属する中間純利益1.3%減の15億6200万円となった。売り上げは主として日本における売上高が好調に推移したことにより増収を確保した。利益面では、インドネシアにおける売上減および原価率の上昇により営業利益は減益、経常利益は前年同水準だった。

セグメントごとにみると、日本は男性事業の「ギャツビー」ブランドの売上高が好調に推移したこともあり売上高は9.5%増の218億2400万円と好調だった。営業利益は売上総利益の増加により82.7%増の11億1400万円となった。

インドネシアは、「ギャツビー」ブランドおよび女性事業の「PIXY」ブランドの売上高が減少したことにより、売上高は6.2%減の61億6200万円、営業利益は原価率が上昇したことにより6億7500万円の欠損、赤字額は拡大した。

海外その他は、円安がプラスに働き、5.2%増の111億9500万円、営業利益は販売費および人件費等の各種経費の増加により20.3%減の10億7100万円となった。

25年3月期通期業績予想は、売上高5.1%増の770億円、営業利益61.4%減の7億8000万円、経常利益47.0%減の15億8000万円、親会社株主に帰属する当期純利益65.0%減の9億1000万円と前回公表数値を据え置いた。