マンダムの2025年3月期第1四半期は、売上高は前年同期比4.4%増の192億6500万円、営業利益32.5%減の6億9600万円、経常利益17.4%減の10億1600万円、親会社株主に帰属する四半期純利益26.8%減の6億6600万円となり、増収減益だった。

売り上げは、主に日本事業での好調がけん引した。その日本事業の売上高は11.6%増の108億4500万円。男性事業の「ギャツビー」ブランドの売上高が好調に推移した。営業利益は90.2%増の3億2100万円となった。

「ギャツビー」ブランドが苦戦したインドネシア事業の売上高は16.1%減の27億4200万円で、原価率が上昇したことにより、営業利益は3億1900万円の欠損(前年同四半期は3800万円)だった。

海外その他における売上高は3.8%増の56億7600万円。円安により売上高の円換算額が増加したことによる。利益面においては、販売費及び人件費等の各種経費の増加により、営業利益は15.4%減の7億4900万円となった。

25年3月期通期予想は、売上高5.1%増の770億円、営業利益61.4%減の7億8000万円、経常利益47.0%減の15億8000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は65.0%減の9億1000万円と、前回予想を据え置いた。