第2四半期業績は、売上高は12.6%減の293億1100万円と減収だったが、前年と比較して減収幅は縮小した。利益面は減収の影響が大きく、営業利益が6億4600万円、経常利益が3億5800万円とそれぞれ欠損、親会社株主に帰属する四半期純利益は有価証券売却益を特別利益に計上したことで84.7%減の3億2600万円の黒字だった。売り上げは、日本の夏場の気温低下や長雨などの天候不順の影響による夏シーズン品の需要の伸び悩みと、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて国内外ともに減収となった。

地域別の業績をみると、日本が売上高は18.3%減の177億2200万円。夏場の気温低下や長雨などの天候不順で夏シーズン品の需要が伸び悩み、男性事業の「ギャツビー」ブランドが減収したことによる。減収の影響により、営業損失は1億7800万円となった。

インドネシアは、売上高は13.2%減の51億8600万円。インドネシア国内において新型コロナウイルス感染症拡大が収まらず、消費が低迷した影響を受けた。営業損失は5億9300万円だった。

海外その他における売上高は8.9%増の64億300万円。営業利益は7.3%減の1億2500万円だった。

通期業績は、売上高2.1%減の620億円、営業利益は0円とブレークイーブン、経常利益は3億円、純利益は1.2%減の8億5000万円と前回数値を据え置いた。