マンダムの2022年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比17.4%減の143億7900万円、営業損失が7億4500万円、経常損失が5億9900万円、四半期純損失が5億4500万円となった。

これに伴い、通期業績予想を前年比2.1%減の620億円、営業利益0円、経常利益3億円、当期純利益を同1.2%減の8億5000万円と下方修正。

セグメント別にみると、日本における売上高は86億8000万円(前年同期比17.4%減)。男性化粧品市場の需要回復が想定以上に遅れていることに加え、春・夏シーズンに向けてリニューアルした商品が見込みほど売上高に寄与できなかったなどの要因による。利益面においては、主として減収の影響により、営業損失は5億3200万円(前年同期は9億3300万円の営業利益)となった。

インドネシアの売上高は25億5000万円(同24.5%減)。いまだ新型コロナの影響が大きく、消費の回復が遅れていることによるもの。営業損失は3億4800万円(同1億5200万円増)となった。

海外その他の売上高は31億4800万円(同10.2%減)、営業利益は1億3500万円(同63.7%減)と、感染拡大が続く地域が多く、厳しい状況が続いている。