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資生堂は、国際医療福祉大学 医学部形成外科学の松﨑恭一主任教授と、自治医科大学、生理学研究所との共同研究により、顔の皮膚に特徴的なリング状のコラーゲン構造「リングコラーゲン™」が存在し、肌に張力を生み出してたるみのない顔の形状を保つことを発見した。これまでの研究では、重力によって皮膚が垂れ下がる現象や、加齢に伴う皮膚内部の変化などを解明してきた。今回の研究では、皮膚が重力で下がる前に、なぜ下がりやすい状態となるのか、それがたるみのより根源的な要因ではないか、と考え研究を行った。

リングコラーゲン™が顔の形状を保持する機構
1. リングには収縮する力が発生し、
2. このリング同士が引き合うことで張力が発生、
3. 顔を包み込む力が生まれる

この研究では、切り出された若齢者の顔の皮膚が、速やかに収縮する現象に着目。この収縮過程を新たに開発した「デジタルスキンリアリティ™」を用いて再現し解析したところ、皮膚を収縮させる力が皮膚内部の特定部位で強く発生していた。その部位には、コラーゲンがリング状に存在していた。さらに、それら個々のリングが収縮することで、リング同士が引き合い、皮膚全体に張力が生まれる。この張力が顔を包み込むように働くことで、顔の形状が保たれることが明らかになった。

デジタルスキンリアリティ™
変形した皮膚に発生した力の強度を、色で表示。
(観察者に見える状態を示したイメージ像)

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