コーセーは、現地法人コーセーアメリカが管轄する米国・ロサンゼルスに、同社の新しい顧客体験の発信拠点である直営店の「Maison KOSÉ」を6月7日(アメリカ・現地時間)にオープンした。コーセー独自の商品やサービスを通じて日本の化粧文化をアメリカに発信する役割を果たしていく。

同社では、創業80周年に向けた中長期ビジョン「VISION 2026」の中で掲げる新しいお客づくりの取り組みとしてとして、グローバル(Global)・ジェンダー(Gender)・ジェネレーション(Generation)のそれぞれの頭文字をとった“3G”をテーマに、性別や年齢に捉われず、世界中のお客に寄り添いながら顧客の創造に取り組んでいる。その「グローバル(Global)」にあたる米国市場での取り組みについては、コーセーアメリカ(KOSÉ America,Inc.)にて、一部百貨店などとの取引や自社ECを通じて市場開拓を進めながら事業を拡大している。

今回、米国における更なる認知度拡大を推進するため、コーセーを代表するブランドやサービスを揃えた直営店を、米国でも指折りのトレンドとカルチャーを発信するロサンゼルスに構えることで、同社の独自価値を発信するとともに米国市場の動向をキャッチしていく。

このたびオープンする「Maison KOSÉ」では、「商品」「カウンセリング」「エンターテイメント」の三つをキーワードに日本の化粧文化を発信していく。同社の重点グローバルブランドの「コスメデコルテ」「雪肌精」「アディクション」をはじめとする同社の展開するブランドを一堂に集め、試してもらう場を提供。お客は、化粧品の購入はもちろん、化粧品を使った楽しいコンテンツによる美容体験ができる“ビューティアトラクション”を楽しむことができる。

子どもから大人まで楽しめる、遊び心を取り入れた「メイク体験」や、肌診断機だキャンした顔の3Dデータを受け取れる「肌診断体験」、役目を終えた化粧品から生まれた絵具での「スミンクアート体験」、メッセージを刻印できるリボンでの「ギフト体験」など、美容に関わる新たな体験でお客に“私らしい美の発見”を提供していく。いずれの体験も最新のテクノロジーを取り入れながら、同社が長年培ってきたカウンセリングを重視し、一人ひとりのニーズにきめ細かく対応。日本の化粧品の品質、サービスの価値を、米国のお客に直接感じてもらう。

オープン時には、同社がグローバル広告契約している大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース所属)のVMD展開を実施する。コーセーアメリカとしてもグローバル・アンバサダー契約をしており、これまでも広告展開を通じて化粧品で肌を守ることの重要性をアメリカで発信してきた。ロサンゼルスを拠点に世界で活躍する大谷選手とともに、今後も顧客接点を創出しながら同社の独自価値を発信し、化粧品や美容を通じて世界中のお客の肌と心に潤いや彩りを提供していくことを目指す。

<Maison KOSÉ (ロサンゼルス)店舗概要>
店舗名:Maison KOSÉ
所在地:400 S. Baldwin Ave. Suite 231 Arcadia CA 91007 The Shops at Santa Anita
オープン日:2024年6月7日(アメリカ・現地時間)
営業時間:午前10時~午後9時
取り扱いブランド:コスメデコルテ、雪肌精、アディクション、ジルスチュアート、インフィニティ、ONE BY KOSÉ、スティーブンノル、ネイルホリック、米肌、ソフティモ、マニフィークなど