コーセーは、福祉を起点に新たな文化を創るヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市)とコラボレーションし、日ごろよりヘラルボニーと共に活動する障がいのある作家のアート作品による、オリジナルデザインのギフトボックスとメッセージカードを作成。2021年11月8日より期間限定で、Maison KOSÉ表参道・銀座で展開を開始した。今回のコラボレーションのポイントは、アーティスト4名による4種のデザインのギフトボックスの展開、ヘラルボニーの一部商品の販売、アーティストの原画の展示の3点。なお、Maison KOSÉ銀座ではヘラルボニーが持つアーティストのデザイン柄のネイルプリントサービスも提供する。

コーセーは創業以来、美の創造企業として、「英知と感性を融合し、独自の美しい価値と文化を創造する」という企業理念のもと、多様で個性的なブランドにおいてオリジナリティの高い商品やサービスを提供してきた。また、様々なバックボーンを持つ人々の個性や価値観などの違いを理解し、誰もが自信をもって生きることができる、“個”に寄り添った美を提案。近年では、商品やサービス、コミュニケーションなど、当社のあらゆる活動において世界中の多様なお客さまに今まで以上に寄り添うため、グローバルかつユニバーサルに通用する“お客さまへの適応力”を「アダプタビリティ※2」という言葉に集約し、Physical(身体)・Mind(心・精神)・Social Attributes(社会的属性)の三つの視点で「一人ひとりのきれい」の実現を目指している。

Maison KOSÉは、“Find Your Own Beauty”をコンセプトに、メイクや美容を通じた様々な体験を通して、お客の個性を大切にし、“私らしい美の発見”を叶えて頂く場として展開している。

今回、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障がいのある作家が描くアート作品を様々なモノ、コト、バショに落とし込み、誰もが自身の個性を発揮できる場を提供するヘラルボニーの活動に共感し、Maison KOSÉとヘラルボニーのコラボレーションが実現した。

12月のクリスマスシーズンをはじめとし、“私らしさ”が叶う、他にはないギフトになるよう、豊かな感性や大胆な発想で描かれた、4名の作家によるデザインとコラボレーションしたギフトボックス4種とメッセージカード1種を展開。ギフトに個性あふれる彩を添えながら、今までにない、いつまでも大切に残しておきたくなるデザインのギフトボックスとなっている。

また、11月8日から12月25日の期間にはMaison KOSÉ表参道・銀座で原画を展示し、“異彩を放つ”アート作品を楽しむことが可能だ。

コラボ開始に合わせ、コーセーではMaison KOSÉ表参道において11月8日に内覧会を開催。ヘラルボニーの松田崇弥社長は、「今回、表参道、銀座というMaison KOSÉの素晴らしい店舗で作家さんの作品がギフトボックスに採用され、人の幸せな瞬間に寄り添えることができてうれしく思っています」と語った。