「あら、コーセーよ」とシニア女性二人が立ち止まり、「プレディアがある」と妙齢な女性が友人に話しかける――。2月16日から3日間、コーセーは情報発信イベント「Beauty フェスタ 2018 広島」を開催した。場所は紙屋町シャレオ中央広場で、トラフィック数は広島市内で屈指。百貨店や専門店などの取引店も近いことから、小林一俊社長は「(17年9月29日~10月1日に行った)福岡に続いて送客が期待できる」と意気込んでいたが、蓋を開けると、3日間の来場者数は約4200人と大台を突破。17日の日中から夕方にかけて紙屋町界隈の百貨店、専門店に足を運ぶと、Beautyフェスタの袋を持った女性がカウンセリングを受けていた。

コーセーの狙いは、新たな出会いの創出。送客イベントでありながら、当初から企画・開発に携わる社員がお客と触れ合うことで、新しい発想や企画が生まれるという効果を出している。「形を変えながらも、Beauty フェスタは続けていきたい」と小林社長はイベントの進化を見据えていた。

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