アイスタイルは、今年で19回目となる@cosme BEAUTY AWARDS 2018発表会をシェラトン都ホテル東京において12月3日に開催した。

冒頭登壇した吉松徹郎社長兼CEOは、2018年の化粧品のトレンドについて言及。「全体としてプチプラの影響が強くなっていること。もう一つ何より特徴的だったのはソーシャルの影響。ソーシャルサービス単体の影響ということだけではなく、ECをはじめいろいろなサービスとつながり始めており、ユーザーはいろいろなところで商品を知るようになっている。そしていろいろなものを試したい、使ってみたいという気持ちがいろいろなところに現れている」と語った。

引き続きベストコスメアワード2018を発表。アイテム賞では、ベストアイケアで資生堂のエリクシールシュペリエルエンリッチドリンクルクリーム、ベストCCクリームでコーセーの雪肌精ホワイトCCクリームなど化粧品から日用品、ドリンク、美容機器など幅広い60のカテゴリーそれぞれの1位を公表した。

また、下半期新人賞では下半期メイクアップ新人賞で常盤薬品工業のエクセルリアルクローズシャドウ、下半期スキンケア新人賞でグライド・エンタープライズのルルルンプレシャスGREEN肌メンテナンスタイプなど8カテゴリーのニューカマーが受賞した。

@cosme storeや@cosme shoppingでの販売実績をもとに選出されるベストヒット賞では、@cosme storeベストヒット賞ではイミュのオペラリップティントが、@cosme shoppingベストヒット賞ではエスティローダーのダブルウェアステイインプレイスメークアップSPF10/PA++がそれぞれ受賞した。

@cosmeベストコスメアワードで複数回1位を取得し、ユーザーの支持が高い@cosme殿堂入りアイテムでは、第一三共ヘルスケアのミノンアミノモイストモイストチャージミルク、エテュセのラッシュバージョンアップ、資生堂のマキアージュスノービューティーホワイトニングフェースパウダー2018など16アイテムが殿堂入りとなった。

@cosmeベストコスメアワード総合大賞は、イミュのオペラリップティントが2年連続で受賞。受賞したイミュマーケティング部第3グループ湯川さやか主査は、「ブランドの世界観を伝えることに努めた。そうしたことがお客様から共感の声をいただき、支持していただいたことがうれしい。現在オペラリップティントは東アジアを中心とした海外の展開も積極化。皆さんとともに日本製品の良さを一緒に伝えていきたい」と語った。

授賞式の後は、ビューティトレンドby @cosmeを発表。元美容部員のYouTuber、和田茜さんが登場し、〝ブルベ・イエベ診断〟〝SNS売れ〟〝おさぼり美容〟〝K-Beauty〟などTRENDING HOT 12に関し、トークセッションを実施。なかでも動画で商品を紹介する際に常に意識しているという〝ブルベ・イエベ診断〟や〝くすみ系カラー〟〝SNS売れ〟の三つを気になるキーワードとしてあげた。その後、俳優の上村海成を交え、〝メンズ美容〟〝シェアドコスメ〟〝筋トレグラマー〟といったTRENDING NEXT 3についてトークセッションを行った。

また、 ビューティパーソンオブザイヤー2018には、芸人・タレントの渡辺直美を選出。登壇した渡辺は「いつも見ている@cosmeの賞を受賞できてうれしい」と喜びを語った。

イベントの最後には、今年初開催となった@cosme Beauty Dayが、同日12時にスタートすることもあり、カウントダウンセレモニーも行った。