台湾貿易センター(TAITRA)は完全バーチャル展示会「Taiwan Beauty Virtual」を11月2~30日まで開催する。同会は、今年で5回目の開催となる大規模な国際展示会。今年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、初めてのオンラインでの開催を決定した。
「Taiwan beauty Virtual」は、1カ月という長い期間設定かつ24時間出展ブースを訪問可能なため、従来の展示会のような時間的制限なく、興味のあるブースを余すことなく訪問することができる。
バイヤーは、バーチャルブースに表示した製品をクリックすることで、出展者にメッセージを送って質問するなど、効率的に出展者とコンタクト。時間やスペースを限らず、ライブチャットやオンラインメッセージ、ビデオ通話などを介して、出展者とコミュニケーションできるのも魅力だ。
出展ブース以外に、ライブストリーミングを介したオンライン製品発表会やウェビナーも開催。さまざまな最新の美容トレンドを学ぶことができる。また、台湾ビューティ終了後にはビジターの閲覧データを分析できるため、その後の交渉成果を効果的に追跡が可能。さらに、ビジネスマッチングの効果を高めるため、11月3日にバイヤーとサプライヤーと直接マッチングする調達商談会を開催するなど、展示会終了後のサポート体制も万全だ。
同展示会には、すでにO’right、Yuan care、Forest Beauty、ITRI、MEI SHUAL COSMETICS、HONORCHEM COなどの代表的企業が出展を予定している。
TAITRA展示会事業部の施玉霞部長は「ポストコロナ時代に、中華民国対外貿易発展協会は全面的なデジタル化を始動し、業界を跨いだデータベースとネットワークを駆使、化粧品業界の企業がこれからも国際展開できるようサポートします」と意気込みを語っている。
詳細は、公式サイト(https://www.beautytw.com.tw/en/site-map.html)に掲載されている。なお、海外からのバイヤーは以下のオフィシャルウェブサイトで事前登録することで、無料で入場できる(https://virtual.beautytw.com.tw/index.html)