■時短とパーソナライズを両立し忙しい女性のニーズを満たす
資生堂は、7月1日に開催したイベント「Beauty Goes Forward 2019」において、IoTスキンケアサービス「Optune(オプチューン)」を同日より本格展開することを明らかにした。昨年のBeauty Goes Forwardにおいてβ版のテスト発売を発表したが、それから約1年半を経てパーソナライズドビューティーの実現に向けた化粧品業界の新たなステージがいよいよ幕を開けることになる。同イベントにおいて資生堂ジャパンの杉山繁和社長は、「資生堂は2019年よりBEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLDを企業ミッションに掲げ、既成概念を打破してビューティービジネスそのもので社会の課題を解決していきたいという意志を示している。本日から本格展開する『オプチューン』で未来のスキンケアを提供する」と高らかに宣言した。
「オプチューン」は、資生堂が長年蓄積してきた肌データ、香り、使い心地などさまざまな研究知見と、IoTをベースとしたデジタルテクノロジーを掛け合わせることで誕生。ブランド名は、「Optimize(最適化する)」と「Tune(調律する)」から成る造語で、日々の環境変化、生活者の肌の微妙な変化をデジタルテクノロジーで解析し、それをもとに一人ひとりに最適なスキンケアをマシンが自動で提供する新しいサービスだ。
資生堂ジャパン杉山繁和社長
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