2019年3月8日、「コーセー Beauty フェスタ 2019」が名古屋でスタート。初日の参加者は3700人で、過去7回を上回る勢いだ。開催は3月10日までの3日間。参加者数が1万人の大台に乗り、どこまで伸びるかが焦点になっている。

3月9日、開場と同時に各ブースが賑わった

「コーセー Beauty フェスタ」は、同社グループ(コーセー、コーセーコスメポート)が展開する代表的なブランドが一堂に会し、ブランドや流通チャネルの垣根を越えてお客との「新たな出会い」を創出するもの。名古屋での開催は初めてで、13ブランドを紹介。具体的には、アウェイク、アディクション、インフィニティ、エスプリーク、コスメデコルテ、ジルスチュアート、スティーブンノル ニューヨーク、雪肌精、ビオリス、プレディアに加え、初紹介のフローラノーティス ジルスチュアート、ルシェリ、ワンバイコーセーである。

ジルスチュアート

来場者は全てのブランドの商品を自由に見て試すことができ、一部の発売前の商品も試すことができる。各ブランドのブースでは美容スタッフのほかに、商品企画、商品開発、販売企画、 営業推進など、様々な職種の本社スタッフ(約80人)が参加。お客と直接触れ合い、生の声を聴くことで、お客への理解を深め、より良い「モノづくり」や「プロモーション」へのアイディア発掘に活かす考えだ。

左からルシェリ、ワンバイコーセー、エスプリーク

今回の会場では、デジタル施策として、参加者に「クラブコーセー」LINE公式アカウントへの登録(友達追加)を促している。「クラブコーセー」公式アカウントのトーク内に「BF名古屋」とメッセージを入力すると、URLが届く。それをクリックすると、プレゼントや店舗一覧などの情報が得られる仕組みだ。コーセーグループの顧客への情報発信機能が強化される。また、高島屋などの近隣店舗(一部)で「コーセー Beauty フェスタ」と連携した店頭キャンペーンを実施しており、イベントから店頭への送客効果も見込めそうだ。

コスメデコルテ

会場は名古屋駅周辺にある。①JRゲートタワー1F イベントスペース、②名古屋駅 桜通口、③名古屋駅 中央コンコースの三つで、同時開催している。開催時間は3月8日が13:00~20:00、3月9日が10:00~20:00、3月10日が10:00~18:00である。

会場は名古屋駅周辺に三つ