ロート製薬は、大人の痛がゆい“おりもの”などによる、かぶれ・かゆみに着目した皮膚用薬「メンソレータムカブレーナ乳液」を3月20日より全国の薬局・薬店にて新発売する。デリケート部位におけるさまざまな悩みにおいて、“おりもの”によるかぶれ・かゆみは深刻な悩みの一つ。そこで、おりものの特性や症状に合わせ、効果や使い勝手を追究した処方を実現した。つらい症状を治し、また気になるニオイのことを考えた香料を配合し、快適に使用できる。

“おりもの”とは、女性ホルモンと密接に関係し、子宮や膣から剥がれた古い細胞などが混ざった酸性の分泌物のこと。膣内部のうるおいを保って粘膜を守ったり、膣内への雑菌などの侵入を防ぎ、女性のカラダをまもる大切 な役割がある。月経周期にあわせて分泌量が増減する、色味が変わる、など健康状態を知るバロメーターの一つだ。

一方、デリケート部位にはさまざまな菌が存在し、湿気の高いおりものが長時間停滞すると雑菌が繁殖しやすくなる。トイレで力強く拭いたり、毎日のおりものシートの使用などで、摩擦がおこりやすい場所でもある。おりものなどでかぶれ、ヒリヒリ痛がゆい場合は、適切な薬で治すことが推奨される。

「メンソレータムカブレーナ乳液」は、かゆみを素早く鎮める「ジフェンヒドラミン」と、かゆみの元の炎症を治す有効成分「ウフェナマート」と「グリチルレチン酸」を配合。症状にW にアプローチする。

また、デリケート部位を考えた処方設計も特徴である。おりもの中での雑菌繁殖の抑制にも効果的な「イソプロピルメチル フェノール」を配合。おりものの特性の一つである酸性の環境でも、安定的に殺菌効果を発揮する。刺激を感じやすい薄い皮膚の修復促進には「トコフェロール酢酸エステル」が作用。同時に、気になるおりもののニオイにも配慮し、爽やかな香料を採用した。小まめなケアが難しい部位だからこそ、快適に過ごせる処方を追究している。 非ステロイド、すっと塗り伸ばしやすい乳液タイプだ。