I-neは9月24日、2026年秋冬の新商品発表会を開き、ヘアケアを中心にボディケア、バスケア、美容家電、柔軟剤などを披露した。ヘアケアでは「ツヤ髪ケア」「進化系酸熱ケア」「被膜毛ケア」の3テーマを提示し、毛髪科学を生かした高機能化を打ち出した。

「Qurap(キュラップ)」はフルリニューアルし、ツヤ膜成分のビタミンC誘導体を従来品比10倍配合。浸透、定着、密封の3段階で補修成分を閉じ込め、ツヤ感の向上を狙う。「BOTANIST(ボタニスト)」のアウトバスシリーズは、トステア、乳酸桿菌/トマト果実発酵エキス、パルミトイルヘプタペプチド―18を組み合わせた独自処方を採用。高温のアイロンに頼らず、ドライヤー程度の熱でも酸熱ケアを可能にした。

新ブランド「Amprem(アンプレム)」は、自社研究所「日本美科学研究所」が開発した高浸透密着処方を搭載した。毛髪のバリアを一時的に緩め、補修成分を内部に浸透・定着させる設計で、ケラチンとシルクの2シリーズを展開。ケラチン、シルクともに自社従来品比6800倍以上の高濃度配合とし、全成分の80%以上を美容液成分で構成した。「UNIPLEX(ユニプレックス)」は蓄積汚れを落とすクレンズイン処方と、ドライヤーやアイロンの熱を利用する補修アプローチにより、硬さやごわつきのある髪を柔らかな質感へ導く。

ヘアケア以外でもブランドの提案領域を広げる。「YOLU(ヨル)」はブランド初となる柔軟剤「リラックスナイトアロマ柔軟剤」を投入。夜干しに着目し、機能性香料を採用したほか、消臭・抗菌成分を配合した。美容液成分を83%配合したバスエッセンスやバスタブレット、ヘアマスクも展開し、「夜間美容」の概念を生活全体へ広げる。

美容家電「SALONIA(サロニア)」では、ブランド初となる38ミリ径の「グロッシーケア カールヘアアイロン」を発売。グループブランドのトゥヴェールからは、ヒト型セラミドを含むセラミド類とセラミド類似成分を計2.5%配合した「バリアショットクリーム」も投入した。I-neはヘアケアを軸にしながら、美容から日常生活まで商品領域の拡張を進めている。★

月刊『国際商業』2026年11月号掲載