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変わる若者の「カッコいい」に応える

「お前、何色?」――。2006年の発売当時、「ギャツビー ムービングラバー」を使う若者の間では、こんな会話が交わされていた。シリーズは商品ごとに容器の色が異なり、使っている容器の色を聞けば、相手がどんな仕上がりを好むのかが分かる。学校では休み時間になると友人同士で鏡の前に集まり、髪を直しながらワックスについて語り合う。ムービングラバーは整髪料という商品の枠を超え、若者のコミュニケーションやスタイリング文化を生み出す存在になった。

それから20年。若者を取り巻く環境も、ヘアスタイリングに対する意識も大きく変わった。マンダムによると、10代、20代の男性には、友人がどのワックスを使っているのか尋ねることさえ恥ずかしいと感じる人もいる。身だしなみやスタイリングの話も、気心の知れた友人との間で交わすことが多いという。その一方、インスタグラムやユーチューブなどで美容師やインフルエンサーが発信する動画を参考に、スタイリング方法を細かく研究するなど、髪への関心は高い。

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