マツキヨココカラ&カンパニーが買収を発表してから、わずか1週間余り。ジョンマスターオーガニックが9月1日に打ち出したのは販路拡大ではなく、ブランド史上最高峰をうたうヘアケアラインだった。10月8日に発売するクリームシャンプーは9900円、ヘアセラムは1万4300円。販売先は直営店とオンラインストアなどとした。ジョンマスターオーガニックの売上拡大には、マツキヨココカラ&カンパニーの販売力を生かすのが近道に見える。だが、買収発表直後に公表されたのは、むしろ販売先を選びながらブランド価値を高め、プレミアム化をさらに進める戦略だった。両社には、巨大な販売網に依存せず、ジョンマスターオーガニックをどう成長させるかが問われている。
マツキヨココカラ&カンパニーは8月24日、子会社のMCCマネジメントを通じてジョンマスターオーガニックを展開するジョンマスターホールディングス(HD)の全株式を取得すると発表し、9月7日に完全子会社化した。今回の買収は、独自の強みを持つ企業をグループに迎え、それぞれのブランド価値や企業文化を生かしながら、自社の経営資源との相乗効果で成長を図る「連合体構想」の一環である。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。






















