温浴施設からプールへ最初の使用機会をつくる

化粧品売り場で購入を待つのではなく、肌をケアしたくなる場所へ出向く。ロート製薬は「メラノCC」の製品体験の場を、銭湯やサウナ、レジャープールへ広げている。入浴後の素肌や、屋外で紫外線を浴びた直後など、スキンケアの必要性を感じやすい瞬間に製品を試せる機会をつくる。生活行動そのものを製品体験の入り口に変えることで、スキンケアを始める際の心理的な壁を下げる狙いだ。

その土台にあるのが、性別を問わず機能を理解しやすい製品設計である。メラノCCは2005年、美容液「薬用メンソレータムメラノバスター」から始まった。ビタミンCに着目した研究開発を軸に、現在は美容液や化粧水、乳液、洗顔料、UV乳液などへカテゴリーを拡大。購入しやすい価格帯とドラッグストアを中心とする販路も顧客層の拡大を支えてきた。化粧水市場では2年連続で販売個数No.1(インテージSRI+、化粧水市場、ブランド別、23年4月〜25年3月)となっている。

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