「キーマン」とは鍵を握る人物、組織などの重要人物、中心人物のこと。

ベビースキンケアブランド「ALOBABY(アロベビー)」で成長を遂げたSOLIAは、メンズ向けボディメイクブランド「AMBiQUE(アンビーク)」やヘアケアブランド「Linon(リノン)」などを展開し、2026年12月期には売上高100億円の大台を視野に入れる。同社の西口征郎社長は、大学卒業後にP&Gへ入社し、マーケティングの知見を磨いた。起業後は、その経験を土台に、「ブランドを選ぶ理由」を徹底的に磨き上げることで市場を開拓してきた。35年までに「日本を代表する消費財ベンチャー」になることを掲げる西口社長に、ブランドづくりの哲学と今後の展望を聞いた。

未充足ニーズを捉え一点突破の価値提案

――アロベビー、アンビークを40億円規模まで育て、リノンも急成長しています。複数ブランドを伸ばす上で、最も重視していることは何ですか。

西口 ブランドを大きくすることに、特別な奇策はありません。必要なのは消費者が他の商品ではなく、そのブランドを選ぶ理由を明確にすること。例えばアロベビーなら「国産オーガニック」、アンビークなら「オールインワン」が特長となります。市場には多くの商品がある。その中で、なぜこのブランドなのか。消費者が直感的に理解できる理由をどれだけ強くつくれるかが、中長期的な成長を左右すると考えています。

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