オンワードグループのクリエイティブヨーコが展開するオリジナルキャラクター「しろたん」は、1999年に誕生したロングセラーIPである。2029年の30周年を見据え、認知拡大に力を入れており、26年秋にはテレビ朝日でアニメ放送も予定する。推し活が「買う」だけでなく、「会う」「体験する」行動へ広がる中、IPホルダーはキャラクターの力をどのように商品や売り場の価値につなげようとしているのか。同社BtoBビジネス部BtoBビジネス課の川口太香恵主任に聞いた。
キャラクターの軸を守りながら接点を広げる
――しろたん誕生の経緯はどのようなものですか。
川口 しろたんは、お昼寝や食べ物が好きで、変身が得意なタテゴトアザラシの男の子です。1999年、八景島シーパラダイス内の当社直営店でぬいぐるみとしてデビューし、お客さまからの人気を受けて「しろたん」と名付けました。ライセンスビジネスは2017年に開始しました。20〜30代女性を中心に、初代ファンの子ども世代やファミリー層にも支持されています。甘すぎず、ユーモラスな表現も多いため、男性ファンも一定数います。抱きぐるみ(抱き枕)は、累計販売数が45万体(24年12月時点全店舗累計)を突破しています。
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