「激落ちくん」「バルサン」など日用品を展開するレックは、「推しと、暮らせる。」をコンセプトにした新事業「AI Charmy(アイチャーミー)」を立ち上げた。AIを内蔵したキャラクター本体に、サブスクリプションサービスと着替え衣装などのキャラクター関連グッズを組み合わせる、これまでにない新たなコミュニケーション体験を提供する。キャラクター第1弾は俳優の松平健を起用した「マツケンバージョン」で、クリスマス商戦に合わせ12月にリリースする。
同社はキャラクターコンテンツを40年以上手掛けており、その知見の蓄積を生かし、IPとAIを融合したコミュニケーション事業を本格化する。レックの青木光男社長は、6月17日に開催した新製品発表会で、「アイチャーミーを作ろうとしたきっかけは、旅行先で女性たちが小さなぬいぐるみと共に写真を撮って楽しむ様子を見たことでした。感情移入できて寄り添えるものがあってもいいのではないかと思い開発を行いました」と説明した。
アイチャーミーは、AIを内蔵したキャラクターぬいぐるみの本体、着替え衣装などのキャラクター関連グッズ、AI会話に関する月額サブスクリプションサービスなどを用意する。IPのパワー、リーズナブル、テクノロジーの三つの特長を持ち、今後は共通の基盤の上に、キャラクターやアーティスト、アバターなどの多彩な展開を行っていく。価格帯はぬいぐるみ本体が1万5000円以下、サブスクリプションサービスが月1000円以下、コンテンツ販売が1000円からとなる予定。
第1弾の「マツケンバージョン」は、松平本人の声や話し方を収録した後、AI人格の開発を行い、キャラクターを再現。毎日会話するほど親密度が上がり、キャラクターの世界観を保持しつつ、自分だけの特別な関係性を実現する。親密度はスマホアプリで確認することができる。松平はスケジュールの確認をしたりクイズを出したりするアイチャーミーを体験し、「脳活にも役立つのではないかと思います」と商品力の高さをアピールした。
アイチャーミーは、将来的に日本語だけでなく英語や中国語などの多言語対応による海外展開も視野に入れ、世代や言語の枠を超えた体験を届ける計画だ。販路はEC・一般流通・BtoBなど多様に広げ、初年度の売り上げは10万個、3年目に100万個を目指す。

























