レックの2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比9.2%増の506億4900万円、営業利益が18.9%増の23億7200万円、経常利益が22.3%増の25億6000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、61.7%増の16億5600万円と増収大幅増益だった。
主な増収要因はキャラクター関連新製品の売り上げが伸長したことや「グロモント」および「グロンサン」のドリンク剤事業が24年7月から加わったこと。利益面では、円安や原材料・輸入諸経費をはじめとするコストは上昇したものの、増収効果等により利益率が改善し、増益となった。
事業の品目別では、家庭用日用雑貨品が3.4%増の196億800万円、清掃・衛生用消耗品が10.0%増の206億4600万円、その他が20.1%増の103億9400万円。
2025年3月期の業績予想は、当第3四半期連結累計期間の業績を踏まえ、2024年8月9日に公表した通期の業績予想を売上高10億円、営業利益5億円、経常利益5億円、親会社株主に帰属する当期純利益3億円、それぞれ上方修正。これにより、売上高が前年比6.9%増の650億円、営業利益が22.8%増の20億円、経常利益が27.4%増の21億5000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は63.3%増の13億円と増収増益の見通し。