一般社団法人日本化粧品専門店協会(CoRe)が3月1日に発足した。CoRe設立の原点は、会長に就いた田代正樹氏(たしろ薬品社長)が化粧品専門店の存在意義を明確にし、化粧文化の発展を支えてきた業態として時代に適応することを目指したいと考えたから。それに共感した8人の経営者が集まり、協会はスタートした。設立から約4カ月たったが、主な活動は秋に実施予定の販促施策やシンポジウムなどの種まきである。しかし、田代会長は理事との交流を通じて多くの気付きは生まれているという。CoReの田代会長に協会設立への思いについて話を聞いた。

専門店の強みを生かせば「欲求流去」を解消できる

――CoRe設立への反響はいかがでしょうか。

田代 製販を問わず、多くの方から声をかけていただきますが、まだあいさつ程度です。CoReは立ち上げたばかりで、独自の活動は行っておらず、化粧品専門店業界の発展に向けてどう動くのか、と皆さんお手並み拝見というところではないでしょうか。ただ、会長として理事のお店を回る機会があったのですが、改めていろいろな気付きがありました。

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