リベルタは、2023年12月期決算を発表。売上高が前年比6.8%増の70億8700万円、営業利益が同3.1%増の1億7200万円、経常利益が同19.4%減の1億6100万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%減の1億1100万円だった。
ジャンル別売上高は、コスメ(ピーリングフットケア)が前年比20.3%減の9億5600万円、コスメ(その他)が同17.3%増の17億7000万円、トイレタリーが48.0%増の14億9300万円、生活雑貨・オーラルケアが同22.0%増の11億9800万円、23年12月期第2四半期よりフジアンドチェリー社を連結対象としたことで、新たに追加されたヘルス&ビューティー家電が1億3500万円だった。
トイレタリーは、洗濯槽クリーナーブランド「カビトルネード」などを中心に好調。また、前期までは他社仕入れ商品のため「その他」ジャンルだった「さよならダニー」の商標権を譲受したため、その他からトイレタリーカテゴリーに変更され、同ジャンルは純増となった。
コスメ(その他)では、オーラルケアブランド「デンディス」の自主回収が影響したものの、リピート購入や著名人によるSNS投稿などが続きブランド認知が高まったこと、大手ドラッグストア等への新規導入が好調に進み2500店舗以上取扱店舗が拡大したこと、頑固な角質粒ケアブランド「つぶぽろん」などが好調で増収となった。
24年12月期の連結業績は売上高が前年比36.9%増の97億円、営業利益が同70.4%増の2億9400万円、経常利益が同54.9%増の2億5000万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.1%増の1億2000万円と増収増益となる見込みだ。