スキンケアブランド「SK-II」は2026年7月20日、ブランドを象徴する独自成分ピテラを軸にした次世代美容液「フェイシャル トリートメント セラム」(30ml・1万9910円、50ml・2万9920円※編集部調べ)を発売する。現代女性のライフスタイルに起因する“生活ストレス”という新たな肌課題への対応を本格化し、高価格帯市場での存在感を一段と高める構えだ。

SK-IIチーム プレステージスキンケアの大原秀彦セールスディレクター
SK-IIは1970年代、酒造に携わる職人の手の美しさに着目した研究を起点に、独自成分ピテラを確立。以降45年以上にわたり同成分の研究を蓄積してきた。今回のフェイシャル トリートメント セラムは、その研究資産をベースに現代女性の肌変化の要因を生活習慣・ストレスの観点から捉え直した。SK-IIチーム プレステージスキンケアの大原秀彦セールスディレクターは、「現代女性は複数の役割を担い、仕事や生活の負荷が高まっている。こうしたライフスタイルストレスが肌にも影響を及ぼしている」と指摘する。さらに「内面からにじみ出る自然な美しさへのニーズに対し、SK-IIだからこそ応えられる領域がある」と語る。
同ブランドの調査で、20〜30代女性の約9割が疲労を自覚しており、こうした状態が肌コンディションにも影響していることが分かった。さらに研究開発では、20〜49歳の日本人女性250人を対象に生活ストレスと肌状態の関係を分析。高ストレス群では肌年齢の上昇やキメの乱れ、毛穴・赤み・シワといった複数指標で変化を確認した。

「フェイシャル トリートメント セラム」(30ml・1万9910円、50ml・2万9920円※編集部調べ)
こうした知見を踏まえ、セラムを開発した。最大の特徴は、濃縮ピテラと初採用となるマイクロオイルビーズの組み合わせだ。ブランドの核となるピテラをテクスチャー設計に合わせて最適濃度で配合。これに加え、マイクロオイルビーズを組み合わせることで、肌への親和性と使用感の両立を図った。
マイクロオイルビーズは1本(50ml)あたり約1万6000個を配合。カプセルを用いないピュアオイル構造とし、マイクロ流体技術によって均一なサイズ(約0.7mm)で生成する。使用時には、外層のピテラが先に肌へなじみ、その後ビーズが弾けてオイル成分が広がることで、薄く均一なレイヤーを形成。これにより潤いを閉じ込めながらも、従来のオイル商品に見られがちな重さや残留感を抑えた設計とした。
香りは、日本のミズナラの樹から着想を得たウッディフローラルで、ボトルは南京錠を想起させるデザインとし、「美しさを閉じ込める」というコンセプトを視覚的に表現した。
同ブランドは25年下期(7~12月)に高価格帯スキンケアカテゴリーでシェア首位を獲得(ビューティリサーチ調べ)するなど成長を加速している。大原セールスディレクターは「ブランドへの信頼を基盤に、今後はさらに多くの顧客に価値を届けていく」とし、同商品をブランドを代表する化粧水「フェイシャル トリートメント エッセンス」に次ぐヒーローアイテムとして育成していく考えだ。
























