化粧品メーカー ― 2019 ― 新春トップインタビュー


 
日本での成長機会は十分にある

――2018年7月1日、P&Gプレステージ合同会社の事業代表に就任。どのようにSK―Ⅱを舵取りしていきますか。

柳内 私とSK―Ⅱの出会いは13年7月です。それまではP&Gのヘアケア、ジレットなど、日用消費材ブランドの営業企画等を担当していましたが、SK―Ⅱチームにブランド愛に溢れる社員が多いことに驚きました。5年後のいま、この第一印象はより強くなっています。その根底に流れているのは、SK―Ⅱ独自の成分ピテラがもたらす高い商品力です。効能効果はもちろん、依然として可能性に満ち溢れる神秘性がピテラにはあります。中心商材のフェイシャル トリートメント エッセンスは発売から38年間ほぼその製法を変えていません。時代にとらわれない普遍の価値には、お客様だけでなく、社員も魅了されているわけです。ただ、時代とともに変えるべきものもある。ブランドへの愛着が深いぶん、変えることに不慣れなのは否めず、それを乗り越え、さらにブランドの価値を高めていくことが必要だと感じています。

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