インバウンド売上高は二桁増になっている

資生堂ジャパンのインバウンド戦略が軌道に乗り始めた。2024年7月、事業戦略開発部内にインバウンド専門のツーリストマーケティンググループを新設。「クレ・ド・ポー ボーテ」(CPB)「SHISEIDO」「エリクシール」「アネッサ」の四つを注力ブランドに位置づけ、同グループが国内の営業部門とマーケティング部門、資生堂中国(現地法人)の間に立ち、特に日本滞在中(旅中)の戦略を効率的に動かしている。その結果、25年1~4月のインバウンド売上高は前年同期間比10%増と早くも成果が出始めている。

資生堂ジャパン事業戦略開発部ツーリストマーケティンググループの永渕晋一朗グループマネージャーは、インバウンド専門部署設置の背景について次のように語る。

専門グループの新設で顧客視点の対応が充実

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