景況感改善への期待は少なく化粧品も節約の対象に
――脱マスクが始まりましたが、これで消費者の意識は変わるのでしょうか。
田中 インテージが生活者の意識を定点観測しているアンケート結果を見ると、行動意欲は持ち直し、感染への不安も薄れてきている。とはいえ、暮らしに余裕が生まれるかどうかに対する不安は、依然として高止まりしています。コロナが収束しても、消費者の意識がすぐに好転するとは言えないでしょう。その一方で、節約意識では、日本の生活者の多くが厳しい節約に動いているわけではないことも明らかになっています。
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