アフターコロナに向け新たな出会いの場を提供

百貨店の常識を覆す売らない売り場が出現した。大丸東京店4階に2021年10月6日にオープンしたショールーミングスペース「明日見世」がそれだ。コンセプトは「出会いの循環」から新しい可能性を生み出す場。物販ビジネスから脱皮し、体験を重視したコトビジネスの強化を図るもので、アフターコロナに向けリアルの可能性を探る大丸松坂屋百貨店のチャレンジだ。

「コロナ禍で小売業のデジタルシフトが加速している。われわれとしてもリアル店舗の持つ強みを真剣に見つめなおす転機となった。百貨店の強みである集客力の高い立地、長年築いてきた信用、接客などの人の力をショールーミングスペースなら生かせると考えた」(廣澤健太DX推進部デジタル事業開発担当明日見世プロジェクトリーダー)

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン