潮流に逆らう戦略でコロナ下でも好調

売ることを目的としない体験型店舗「b8ta(ベータ)」が頭角を現している。2015年にアメリカで誕生したこの店舗が日本に進出したのは、20年8月。初進出で新宿(新宿マルイ本館1階)と有楽町(有楽町電気ビル1階)の2店舗を同時出店。その後21年11月には渋谷店を、22年4月には越谷店(イオンレイクタウンkaze)と立て続けにオープンした。

家電、ロボット、アパレルなどをカテゴリーの垣根を越えて並べた店頭は、絶えずお客で賑わっている。化粧品の出品では、ラボラトリーの「アジャイルコスメティクスプロジェクト」や花王「est」、ロート製薬「SKIO」など、先進的な技術を搭載した商品やD2Cブランドが多い。コロナ下という想定外のタイミングで上陸したベータだったが、月に1~2万人の来場者数を確保しているという。その成功について、ベータ・ジャパンの羽田大樹COOは次のように語る。

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