ブルーベル・ジャパンは、同社が取り扱うファッションフレグランスの中でも主力であるブルガリについて、5月から大型キャンペーンを展開する。

2019年のブルガリは、困難な市況のなか手堅く推移した。特に百貨店チャネルが好調であり、二桁近い伸長で終了した。製品では、7月発売のメンズの新作「マン ウッド ネロリ」とともに、9月に発売したローズ ゴルデアの新作「ローズ ゴルデア ブロッサム ディライト」が売上げに貢献した。日本人好みのみずみずしいローズの香りが、ロイヤルカスタマーだけでなく、若年層の新客にも人気となり、大成功を収めた。既存のブルガリ顧客は40~50代が圧倒的に多かったが、最近は10代後半から20代のシェアが伸びており、特にこの傾向は新製品に顕著だ。これは、一昨年から始まった若年層へのアプローチ強化の結果が出たものだろう。グローバルでもブルガリはブランドの若返りを図っており、ミレニアル世代に対するアプローチを強化している。その戦略的商材が、ミレニアル世代へのタッチポイントが広いオムニアだ。昨年に引き続き、今期もオムニアコレクションを強化することで、新たな顧客層を開拓していく。

ローズ ゴルデア ブロッサム ディライト

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